新卒一期生としてタイズに入社して本当によかった。一片の悔いなし。
関西学院大学法学部卒業。愛媛県松山市出身。
小学校から大学まで野球漬け。ポジションは投手。大学では体育会硬式野球部に所属。
自分の市場価値を高めたい。
− タイズを選んだ理由はなんですか?
私の就活の軸として「市場価値の高い人になりたい」というのが土台にありました。
多分自分は安定志向なんだと思います。でも、大手企業に行ったとしても安定するとは限らないと思い、「何が安定か」考えたときに【自分に市場価値があること】という考えに至りました。
必要とされる人になりたいと思い、そのための選社軸として、「人」「成長市場」「若手の裁量権」が条件と考えました。
市場価値が高い人間とは、業界専門のスキルももちろんあると思いますが、広岡さん(社長)もよく話をされている通り、人としての考え方、人格形成、根っこのところがしっかりしているかが最も重要だと考えています。それから、マインドや知識がついてくるものです。
タイズの決め手はその自分の就活の軸に当てはまっていたのと、タイズの理念に強く共感できたことです。あとは、タイズのブランドをもっと大きくしたい、タイズの認知を広げたいと思ったことも大きな理由です。最後は2社で迷いましたが、50人という規模でこれから広がっていくフェーズという点と、広岡さんの人柄と想いに惹かれて入社を決意しました。
マインドがある人が活躍できる環境。
− あえてベンチャーを選んだ理由は?
レッテルに踊る直近の自分よりも本質的に価値のある未来をとりました。正直はじめは企業規模やフェーズなど気にせずに企業を見ていましたが、自分の軸としていた「若手の裁量権」という面において圧倒的に大手とベンチャーで差があるように感じていました。ここに関しては今でもその通りだと考えています。
私の考えですが、人は責任を与えられないと任せられたことを本気ではやらないと思っていて、裁量を与えられないと本当の意味での成長は難しいと思っています。そのため、年次関係なくマインドがある人にチャンスを与えられる環境を選びました。
親としては大手企業に行ってほしかったという思いもあったかもしれませんが、そこは我を通して、熱をもって理由をしっかり説明したので自分の選択を尊重してくれました。
拡大フェーズであること。三方良しの仕事ができること。
− 仕事のやりがいを教えてください
やりがいは二つの側面があります。
一つは、人材紹介業に対するやりがいです。
1番大きいのは、やはりご縁をつくれたときです。企業様と求職者様の両方を担当できるというのも大きいですが、転職活動は早くても入社決定まで2ヵ月くらいかかります。デジタルスペックが合う人を探すのは簡単だと思いますが、人柄や社風などアナログの面で企業様の要望に合っていて「活躍できる人」はなかなかいらっしゃいません。そんな方を紹介できたときは、それまでの苦労とか大変な部分が大きい分、とてもやりがいも大きいです。企業様からも求職者様からもとても感謝される仕事、かつタイズの利益にもなって、【三方良し】のこの仕事はいい仕事だと思っています。
もう一つは、会社に対する貢献です。選んだ理由でもある「拡大フェーズ」であるということで、1年目から自ら手を挙げ採用リクルーターも担当させていただき、また会社に対してもっとこういう施策や制度があった方がいいということを社長とランチに行って提案しています。案や考えを話した時の社長の反応は、「おもしろいなあ」とか「それいいな」とか「それ違うと思うぞ」とかいろんな反応をしてくれて、まるで友達に相談しているかのような反応をしてくれるので、こちらも自分の中に納得して落とし込めるまで質問がしやすいです。
改善案を出した時の実行するスピードもとても早く、次の日や次の週からという感じです。
社長と本音で話し合え、案が通って実行されるまでのスピード感は大手企業にはないですし、会社をつくっていくことに関与できるのは大きなやりがいです。
イレギュラーな決定からのスタート。
− 初決定のときのことを教えてください
初決定はキャリアアドバイザーとして4人目に担当した方でした。タイズはメーカー専門エージェントですが、その方は銀行マンの方でした。何の知見もなかったので、先輩にどういう風に進めていったらいいのかを聞いたところ、メーカーの経理で経験が活きるということを教えてもらいました。接点をコツコツ積み上げていき、担当してから1ヵ月という早さで決定になった珍しいケースでした。
今、銀行マンの方を担当しても難しいと感じると思います。初決定で、難しさと楽しさを一緒に味わえました。その求職者の方のニーズや、転職への思い、転職の目的を達成できる、いいご縁だったので印象に残っています。
社会人として信頼していただくために。
− 最初にぶつかった壁は?
言葉遣いとボキャブラリーの少なさです。3ヵ月間みっちり研修してもらいました。内容としては、ひたすらOJTで営業の商談に同行させてもらいました。
現場に行くにつれて自然と言葉遣いは覚えていき、ボキャブラリーは本で勉強して取得しました。転職エージェントの事業所数が約2万社という中からタイズを信頼して選んでいただく必要があります。言葉遣い一つでもしっかりしていないと信頼を得ることは難しいので、社会人として言葉遣いが大切なのは当たり前ですが、最初にぶつかった壁は大きかったです。
自由ゆえの責任。
− タイズの好きなところは?
良くも悪くも自由なところですね。
言われて行う仕事が一つもないと感じています。いつ休憩をとろうが、いつどこで仕事をしようが、自分次第でスケジューリングが自由です。
スケジュールを自分で考えられる点がストレスなく働ける理由にもなっています。
しかし、自由な分、責任はとても大きいと思います。成果が出ないと評価されません。成果を出すことが自由故の責任です。
営業スタイルは目標から逆算して自分で考えて立てたりしますが、リーダーと話し合った上で最終的に決定します。
会社から明確に決められているわけではなく、山の登り方は定められていません。営業の組み方やプロセスは【誠実】であれば自由です。
自由にするのも難しいかもしれませんが、最初は自分1人では無理なので、周りの方に協力をあおぎながら仕事を覚えていきました。
所属するグループのミッションがあり、周りと情報交換や進捗を共有することも大切なので、先輩や後輩、中途とか気にしない風土です。
誰とでも気兼ねなく会話ができるのは心地良いです。ストレスなく働けているのが新卒の私にとっては大きいですね。
それぞれの想いや熱をもっている。
− 新卒一期生の同期ってどんな人ですか?
同期のキャラは全然似ていないです。初めて顔合わせしたときは「こんな人も採用されるんだ」という印象がありました。
しかし、共通して言えるのは「いいやつしかいない」ということです。みんな何かしらの想いや熱を持ってタイズに入社しています。
みんな考えがしっかりしていて、かっこいいなと思いますし、いろんなタイプがいるので、人それぞれの考え方があって面白いと思います。
お客様に対しての「誠実な対応」とは何か。
− 先輩からのアドバイスで響いたことはありますか?
「お客様に対しての誠実とは何か」を問われたアドバイスが心に残っています。
求人一つに対して、企業様にヒアリングをするために、時間を頂くのは悪いのではないかと思っていたんですが、求人の理解をしていない中で求職者様をご紹介するのは双方に対して、とても不誠実だということを教えていただきました。お客様に対しての誠実な対応は何かということを考えさせられました。
活躍している方は、結局は「やり切れる」かだと思います。
論理的思考能力、目標設定能力とそれに対する実行能力、そこに対してのモチベーション管理がしっかりできる人が活躍しています。
どのモチベーションであれ、自分で決めたタスク、スケジュールをコツコツやり切っていくことが共通点だと思います。
自分から動いてチャンスを取りに行く。
− 入社してからのギャップはありますか?
あまりない方だと思いますが、強いていうなら想像以上に自由で管理されないところです。
手取り足取り教えてくれる環境ではありません。逆に言うと、自分から動けばいくらでもさせてもらえる環境です。
新卒なので他の会社と比べようはありませんが、「こんなに自由なんだ」という印象です。
この仕事が好き。
− 転職エージェントの仕事をするって大変そうですが、実際どうですか?
難しい仕事だと思いますし、泥臭いこともあるので大変は大変です。
でも、自分を追い込みすぎることや、めちゃくちゃストレスがかかっていることもないですし、仕事が楽しいので、あまりしんどいと思ったことはありません。
楽しいと感じれるのは、企業様と求職者様のご縁をつくれたときに、とてもやりがいを感じるからです。感謝のために日々コツコツ取り組めるんだと思います。
求職者様とのご面談や企業様との商談を通じて、会社の方向性とか、こういう組織にこういう人がいれば活躍するなどの話を聞けることは、自分の知見の広さにも繋がりますしシンプルに楽しいです。
メーカーが取引先なので例えばB to Cのメーカーさんについて詳しくなると、自動車メーカーだったらこういう機能がこの企業さんは強いとか、この家電メーカーさんはこういう商品に力を入れていくとか裏事情をしれた気がして家電量販店に行くのも楽しくなります。包括的にこの仕事が好きということがあるかもしれません。
できます。実際、私ができています。
− 転職経験がなくても新卒で人材紹介業はできますか?
転職経験があると実体験として言える、言葉の引き出しが増えますが、ただそれだけに過ぎません。あくまで私達は「転職支援のプロ」であり、転職を経験するかどうかは関係ないと思います。
また、人材紹介は2社目でも入りやすいイメージがあるという声もありますが、人材に興味関心があるなら、1社目から選んだ方がいいと思います。
他の業界と比べたら、確かに2社目から入りやすいのも事実でしょう。しかし、人材紹介で必要な知見は人材紹介でしか得られないと思います。例えば、1社目で他の会社に5年勤務したとして、2社目で人材紹介に来たとしたら、社会人のキャリアは6年目ですが人材紹介のキャリアは1年目なので、1年目の新卒とそんなに変わらないと思います。5年遅れをとるというイメージです。
他にやりたいことがあれば、一旦はそっちにいってもいいと思いますが、最終的に人材紹介に行きたいと思っているならそれだけの覚悟は必要だと考えます。
テクノロジー領域への転職=タイズ。
− 将来の目標は?
タイズでの私の目標は、転職を考えたときにタイズを第一想起されるエージェントにすることです。
今は60人という規模で関西のメーカー中心という規模ですが、タイズの理念や考え方は真っ当で、「人材紹介はこうあるべきだ」と間違いなく思うので、大手企業に負けず、誰もが知っている会社にするのが目標です。その結果として、個人からも企業からも第一に頼られる存在を目指したいです。
私、個人としての目標は、自由に生きて、人生を謳歌することです。趣味も多い方ですし、仕事もイキイキとしながら働きたいと思います。
そのためにタイズの考え方を他に応用するのもおもしろいと思いますし、タイズにあやかって自分の人生を豊かにしていきたいと漠然と思っています。
「選んで良かった」と思える環境がある会社。
− タイズを検討している方に一言メッセージをお願いします。
私は就活にかなり時間をかけた方だと思います。タイズを選んでよかったと心から思っているので一片の悔いもありません。タイズはそう思える環境が間違いなくあります。ただそれは誰にでも当てはまるのではなく、私がしっかりと自己分析を重ね、タイズの価値観に本質的にフィットしたからだと思います。(まさしくアナログマッチングです笑)似たような価値観を持ち、頑張れる人が来たら自分の選択を正解にできる会社です。曇りのない良い仕事ができて、頑張れば稼げる会社でもあります。企業理解と自己分析をした結果、タイズは自己実現ができる環境だと思えたのであれば、中に入って後悔するような会社ではありません。合わない人が来たら大変だと思いますが、合う人にとっては“最高の会社”だと思っています。
環境が自由で自分次第なので、何事も自責で捉えられるかが大事だと思います。
何事も環境のせいにしようと思えば、いくらでも環境のせいにできると思います。自分のことを俯瞰視して他責ではなく自責で考えれる方、うまくいかないときに自分の何が悪いのか考えられる方、どこの会社でもそういう方は伸びると思いますが、タイズで成長できるのも特にそういう人かと思います。
私個人としては、一緒にタイズのブランドをもっと大きくしていきたい、組織としてよりよい会社へしていきたいと志す人に来てほしいと思っています。